【2026年福袋】珈琲豆の紹介

2026年の福袋の一覧です。

パナマ エスメラルダ農園 ゲイシャ


珈琲豆情報

■ フレーバー
ベリー、赤ワイン、トロピカルフルーツ、フローラル、レモンティー、シルキー

■ 味わいコメント
ナチュラル製法ならではのベリーやトロピカルフルーツのような明るいフルーティな甘さが印象的で、高品質のゲイシャだけが持つ非常にすっきりとした飲み心地が最高の一杯をつくりあげています。

生産地情報

生産地 :パナマ チリキ県 ボケテ地区
生産農園:エスメラルダ農園(ピーターソン一家)
品種  :ゲイシャ
精製方法:ナチュラル

エスメラルダ農園は、ゲイシャ品種を世界に披露した元祖・本家として、今でも他の農園よりも優れた風味のゲイシャコーヒーを生産しています。今回のコーヒーのロットは「Private Collection」といい、オークション以外に特別に買付けたロットです。エスメラルダ農園の鑑定でSCAAスコア87-90点の高い品質のゲイシャ100%の商品です。


パナマ ボケテ エル・パロマール農園 ゲイシャ


珈琲豆情報

■ フレーバー
ジャスミン、ベリー、すもも、レモン、ティーライク、キャンディ

■ 味わいコメント
ゲイシャ種特有のジャスミンのような白い花を思わせる繊細な香りと、ナチュラル精製によるベリーを主体とした様々なフルーツの甘酸っぱさとキャンディのような甘さが際立ちます。

生産地情報

生産地 :パナマ チリキ県 ボケテ地区
生産農園:エル・パロマール農園(ガリード一族)
標高  :1,318〜1,400m
品種  :ゲイシャ
精製方法:ナチュラル

1959年に創業したパナマのコーヒー会社、ガリードズ・コーヒー&エステーツ(GARRIDO’S COFFEE & ESTATES)。経営者のガリード家はベスト・オブ・パナマ 1位を取得したことのあるママ・カタ農園とエル・パロマール農園、その他3つの農園を所有しています。ガリード家は環境に配慮を大切にしながら植付から加⼯に⾄るまで、総合的な生産管理を行っています。


パナマ タラマンカス農園 ゲイシャ


珈琲豆情報

■ フレーバー
ジャスミン、ベルガモット、レモン、ティーライク、キャンディ、フルーティ

■ 味わいコメント
ジャスミンのようなフローラルなフレーバーが口に広がり、レモンやオレンジのような柑橘系の爽やかな印象が追いかけてきます。しっかりとした甘さと丸みのある口当たりで、爽やかな余韻が長く続き丸みのある口当たりが心地よいコーヒーです。

生産地情報

生産地 :パナマ レナシミエント地区 サンタクララ
生産農園:タラマンカス農園(Digna一家)
標高  :1,350〜1,400m
品種  :ゲイシャ
精製方法:ウォッシュ

タラマンカス農園は、コスタリカとパナマにまたがるラ・アミスタッド国立公園の中にある、タラマンカ山脈の裾野に位置しており、農園名もその山脈名から名づけられました。高品質なコーヒー生産に重きを置いている農園ですが、とりわけ注目すべき点は環境面の配慮。国立公園内に生息する野生の動植物を保全する活動として、地域のコミュニティや行政と協力しての公園内の美化活動や地域固有種の保護観察活動に力を注いでいます。


コロンビア ウィラ ペニャス・ブランカス精選所 ゲイシャ


珈琲豆情報

■ フレーバー
レモン、レモンキャンディ、フローラル、シトラス、ジンジャー、オレンジ

■ 味わいコメント
香りもフレーバーもはじめはレモンキャンディーのような柑橘の甘く明るい味わいが広がり、その後にフローラルさやシトラス感が際立ちます。ジンジャーのようなスパイス感も楽しめます。ゲイシャらしい華やかさも同時に楽しめるフレーバー豊かな一杯です。

生産地情報

生産地 :コロンビア ウィラ県 アセベド地区
生産農園:アセベド地区の周辺農家 / ペニャス・ブランカス精選所
標高  :約1,650〜1,800m
品種  :ゲイシャ
精製方法:ウォッシュ

ウィラ県のアセヴェド地区で2代目農園主として活動するヨハンが、ペニャス・ブランカス精選所を立ち上げました。Acevedo地区はもともと良質な農作物が育つ恵まれた環境のため、多くの農園がこの地で良質なコーヒーチェリーを生産しています。一方で、彼らすべてが高度な精選の知識・技術を持っているわけではないため、せっかくの素材を活かしきれない農園も多くあります。そこで、この地域のコーヒー生産の先端を歩んでいるとも言えるヨハンが立ち上がり、地域の活性化や農家の安定的収入を目指し、かつ良質なコーヒーを国外へ供給するための発信地としてこの施設の建設を決めました。


グアテマラ フロンレシア農園 ゲイシャ


珈琲豆情報

■ フレーバー
フローラル、ジャスミン、ピーチ、キャンディ

■ 味わいコメント
ジューシーなストーンフルーツのフレーバーと、ゲイシャのジャスミンのフローラルな香味がクリーンカップとともにお楽みいただけて、甘い余韻が長く続きます。甘さも感じやすく丸みのあるボディ感が特徴的です。

生産地情報

生産地 :グアテマラ アマティトラン
生産農園:フロレンシア農園
標高  :1,600m
品種  :ゲイシャ
精製方法:ウォッシュ

2008年、2009年、二年連続でグアテマラ カップ・オブ・エクセレンスに入賞したラ・フロレンシア農園は、19世紀初頭に開園されて以来6代にわたってコーヒー栽培が続けられてきた由緒あるコーヒー農園です。
フロレンシア農園の理想は世界のコーヒー愛好家に最高のコーヒーを提供することです。単に良いコーヒー豆を売るだけでなく、社会的責任や環境問題への責任も果たすことでなしえる、というのが彼らの信念です。伝統と情熱が育む最高のグアテマラコーヒーです。


ゲイシャの豆知識

TIPS 1:ゲイシャ種の歴史

1930年代、コーヒー研究のため、エチオピア南西部のゲシャと呼ばれる地域で、コーヒーの原生林から収集されたいくつかチェリー付きの枝が採取されました。このうちの一つが今のゲイシャ種と呼ばれるものだったといわれています。研究に研究を重ね、さび病に耐性があるとの理由から、中米の各国で苗が育てられ始めました。パナマでも1960年代にはゲイシャの栽培が始まりましたが、その当時は木の背も高く、枝も細く折れやすい、育てにくい豆として、農家さんたちには好まれず広まることはありませんでした。また品質も決して良いとは評価をされませんでした。(これはゲイシャ種の栽培に適さない低地で栽培されていたためです。)

それから約40年ほど忘れ去られていたゲイシャ種ですが、2004年に転機を迎えます。パナマのピーターソンファミリー(エスメラルダ農園 / 今回の福袋にも入っています)が「ベストオブパナマ」のコンテストとオークションにゲイシャ種を出品したところ、その驚異的なフレーバーから非常に高い評価を受け、オークションでは過去最高の価格を破り、1ポンドあたり20ドル以上の値が付けられました。その後もゲイシャ種はオークションでは非常に高額な価格で落札され続け、このニュースは世界に広まって行きました。

TIPS 2:パナマのコーヒー栽培

他の国々と比べると生産量は少ないパナマですが、他国にはない特徴的な土壌特性があります。カリブ海と太平洋に挟まれたパナマはコーヒーの栽培に理想的な環境を作り出しており、南北からの風が独特の気候を作り出しています。気候の特徴の一つにバハレケと呼ばれる霧があり、霧によりさらに寒暖差が生まれコーヒーノキにとっても過酷な環境となることで、糖度が高く複雑な香味のコーヒーが生産されています。また原生林が日陰や防風林の役目を担っており、ゲシャ種の繊細な木々を保護するのに適しています。このような独特の土壌特性により、他の場所ではうまく育たない品種もパナマでは栽培されており、生産者にとっては生育の実験場という側面も持ち合わせています。


コロンビア エル・パライソ農園 ライチロット


珈琲豆情報

■ フレーバー
ピーチ、ストロベリー、ライチ、マスカット、ティーライク、クリーン、ミルクチョコレート

■ 味わいコメント
口に含んだ瞬間、ピーチやライチなどの明るいフルーツ感をたっぷり感じることができて、華やかな印象が続きます。アフターではミルクチョコレートのような甘いボディ感が楽しめます。

生産地情報

生産地 :コロンビア カウカ県 ピエンダモ地区
生産者 :ディエゴ・サムエル・ベルムーデス
標高  :1,700m以上
品種  :カスティージョ
精製方法:ダブルアナエロビックファーメンテーション

ディエゴ・サムエル・ベルムーデスは2006年にコーヒービジネスの魅力に取りつかれ、資金には乏しかったものの自己実現への熱意をもってコーヒーづくりに取り組んできました。コロンビアのアナエロビックの第一人者と呼ばれています。今日ではポストハーベストでの味づくりを徹底的に研究し、嫌気性発酵や独特の乾燥方法を用いて新たなフレーバーを創り上げ、年々その名を世界に拡げていっております。
2018年にはコロンビアCOE ダブルアナエロビックファーメンテーションにて精選したロットで10位入賞を果たしています。


ジャマイカ ジャーニーズ・エンド農園 ブルーマウンテン


珈琲豆情報

■ フレーバー
オレンジ、レモン、ビワ、フローラル、ティーライク、ミルクチョコレート

■ 味わいコメント
オレンジやレモン、ビワなど明るく爽やかな風味で、マウスフィールの質感やカップの透明感も印象が良く、とても上品な味わいです。明るい酸味もあり、ブルーマウンテンに望む上質さを楽しんでいただけます。

生産地情報

生産地 :ジャマイカ セント・アンドリュー教区ペンラインキャッスル
生産農園:ジャーニーズ・エンド農園
標高  :1,500m
品種  :ティピカ
精製方法:ウォッシュ

オーナーのセント・クレア・シャーリー氏は、御年90歳。ジャマイカコーヒーの歴史を知り尽くした生き証人です。Journey’s End(=旅の終わり)と名付けられたこの農園は、標高1500mという屈指の標高の高さから3月~4月とブルーマウンテンでも最後に収穫期を迎える農園である事、シャーリー氏自身の集大成である事からJourney’s End(旅の終わり)と名付けられました。

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