【インドネシア】アチェ ガジャ農園 マンデリン



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ゾウの住まう農園のジューシーとアーシーがマリアージュしたマンデリン!
苦味 :★★★☆☆
酸味 :★★★☆☆
甘味 :★★★★☆
マイルド:★★★★☆
フレーバー:アーシー、トロピカルフルーツ
ビターチョコレート、糖蜜、シトリック
焙煎度合い:中煎り(ハイ)

味わい一言:
トロピカルフルーツの甘いフレーバーとマンデリンのアーシーさが相まって、爽やかで厚みのある飲み口、伸びやかな後味が心地よい一杯です!
深煎りのマンデリンと同様に、マンデリンらしいアーシー感(Earth。地球を指しており、土や木っぽい独特の味わい)もありますが、トロピカルフルーツのようなジューシーで甘いフレーバーと相まったクリーンカップな味わいです!
浅煎りに焙煎すればアーシー感はそれほど感じられませんが、あえて中煎りにしてアーシーを出すことで、マンデリンでしか表現できないアーシーとフルーティがマッチした味わいを作り出しました。
生産地域:インドネシア アチェ州 アチェ・ジャヤ県 サワン村
生産農園:ガジャ農園
産地標高:1.266〜1,600m
栽培品種:アユンダ、アテン
精製方法:スマトラ式



ガジャは、インドネシア語で「ゾウ」を意味する言葉です。
100haもの広大な農園内では、オランウータンやサイ、スマトラトラなども生息しており、豊かな自然の中でコーヒーが育てられています。
ゾウは実は獰猛な動物で、毎年、トラによる事故よりもゾウによる事故の方が多く一種の天災のようなものとのこと。
ゾウに踏みつぶされることなく、多くの野生動物と共存しながら育つコーヒーはたくましく力強い味わいを感じます。
スマトラ島では、大規模な自然林の伐採が進んでいます。
その中でもスマトラ島の北端に位置するアチェは、昔からの原生林が未だ多く残っているエリアで険しい山岳エリアに位置し高低差が大きい活火山が息づく熱帯雨林気候です。
ミネラルをたっぷりと含む火山灰性土壌と傾斜がしっかりあることによる水はけのよい地で栽培されるこのコーヒーは、明瞭でジューシーな酸質が特徴的で、スマトラ式らしいどっしりと伸びやかなボディ感とのバランスが心地よいです。
今ロットはロイヤルパシフィック・グループという消費国での使われ方や必要な品質の部分を熟知しているサプライヤーが、栽培から最終消費まで一貫した品質管理体制のもと、日本市場で求められる品質や味わいを理解して作り上げてくれてます。