【グアテマラ】コバン オーロラ農園 マラゴジッペ



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希少性が高く、超大粒がゆえにエレファントビーンと呼ばれるマラゴジッペ!
苦味:★★★★☆
酸味:★★☆☆☆
甘味:★★★☆☆
コク:★★★★☆
フレーバー:オレンジ、ビターチョコレート、キャラメル
オランジェット、シトリック
焙煎度合い:中深煎り(フルシティ)

味わい一言:
オレンジとチョコレートのフレーバーが相まってオランジェットのような味わいと、ずっしりとしたボディ感で大粒の見た目も含めて満足度の高い一杯です!
粒が大きいため、焙煎の際にもしっかりと火を通して焙煎をすることで、ビターチョコレートのほろ苦さと豆の持つオレンジフレーバーがマッチして、非常に飲みやすく仕上げています。
暑い時期にはアイスコーヒーにしても最適です。
超大粒なので見た目も楽しめて、味も楽しめる、希少なマラゴジッペを是非お楽しみください!
生産地域:グアテマラ コバン サンタクルスベラパス
生産農園:オーロラ農園
産地標高:1,650m
栽培品種:マラゴジッペ
精製方法:ウォッシュド



マラゴジッペという品種は、ブラジル バイーア地方で発見されたティピカの突然変異種で、主に中米や南米のコロンビアで栽培されてきました。
アラビカ種の中で最も背が高く、節間や葉、そしてチェリーがとても大きいことが特徴で、その大きさからエレファントビーン(象豆)とも呼ばれています。
味わいは、その土地の影響を受けやすく、豊かな土壌かつ高地で栽培すると非常に良質な香味を持ちます。
しかしながら収量が極端に少ない上にさび病などの病害虫の被害を受けやすいため、多くの産地ではマラゴジッペよりも扱いやすい、マラゴジッペとパカスとの交配種のパカマラへの切り替えが進んでいます。
流通量が少ないマラゴジッペですが、オーロラ農園のあるコバンエリアでは栽培が続けられ、数少ない良質なマラゴジッペが採れる産地として知られています。農園ではマラゴジッペの栽培区画を整備し、栽培から収穫、精製と丁寧に手が加えられ、貴重な単一品種のクロップとして足上げられています。